学問をするとバカになる?!「無学問のすすめ」読んでみた

おすすめ本
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伊東祐吏著「無学問のすすめ」(ちくま新書)
おすすめレベル★★☆☆☆

 なんと言っても、タイトルが挑戦的。
「学問のすすめ」は有名だけど、「無学問のすすめ」ってなんだろう??
 サブタイトルは「自分の頭で考える思想入門」。
ふむふむ。学問ばかりするのではなく自分の頭で考えることを大切にしろというのだな。同感。
 私も本を読むのが大好きなので、学んでばかりいて自分の頭で考えられているか?インプットだけじゃなくて、ちゃんとアウトプットできているか?知識は身になっているか?心配になります。

 というわけで手にとって15秒くらいで読むことを決定しました。笑

 とはいえ、本には当たり外れがあるもの。この本を読んで良かったことと微妙だと思ったことをまとめます。

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「学問をするとバカになる」が刺さる!

 著者の主張は「学問をするとバカになる」。だから「学問なんてしなくて良い」ということです。

 「学問をするとバカになる」というのは、なんとなく思い当たる節があります。「知識だけつけて、ただひけらかすだけの人間になっていくと、自分の言葉になっておらず、中身がともなっていないのでバカっぽい」と。
 著者の考える”学問をしているバカ”というのは「地に足がついていない感じ」「柔軟性がなくて杓子定規」「口だけで行動が伴わなかったり、一般的な感覚が欠けていたり」する人のことだそうです。
 このタイプの知識人にはなりたくないなと私も思います。なんとなく、知識と生活が解離している感じと言いますか…

 本をただ読むんじゃなくて、やっぱりアウトプットを強化していこう!と思って始めたのが「あうとぶっく-outbook-」ブログ。きっかけのうち一つは、実はこの本だったりもしています(﹡ˆᴗˆ﹡)

著者自身の矛盾

 しかし、「(だから)学問なんてしなくて良い」という部分に対しては、違うなと思いました。というのも、著者は学問や思想について語っていく中で、「知の奴隷にならないために」と言いつつ、著者自身がちゃっかり知識人だからです。確かに、学問をするだけでなく、自分の言葉となるまで落とし込んでいくことが大切だとは思いますが、やっぱり先人の学びは必要。

私自身は、「学びつつも、素人感覚を大切に、よく考え、自分の言葉で表現していくこと」を大切にしていこうと思います。

感情的疲労が生じる

 加えて、この本があんまりお勧めできないところの一つに、色んな人物を引き合いに出しては批判していく部分が多いからです。著名人を引き合いに出しては「わたしの方がわかってますよ」アピールがすごい。これは読み手としては疲れます。私たちは、思想の専門家ではないので、思想の細かい矛盾点とか、発言がどうのとか、誰が合っていて誰が合っていないのかという話は、グチにしか聞こえない。人のことをバカなんて言いたくないですが、「学問をしたバカ」は著者自身のように見えてきます。え、もしかしてそれが狙いだったりするんでしょうか?

 とにかく、タイトルが魅力的なだけに、もっと良い本にもできたんじゃないかなと思ったりしますが、著者の”怒り”がベースになっている本なのでやっぱり無理かなと思ったり…う〜ん。

「無学問のすすめ」の読み方

 一読する価値はあると思います。が、専門家でない限り全部は読まなくて良い。流し読みしながら、筆者の怒りに巻き込まれないようにしつつ、必要な部分だけ読んで、ふむふむと学べばいいんじゃないかなと(﹡ˆᴗˆ﹡)

 

 以上、伊東祐吏著「無学問のすすめ」(ちくま新書)の書評でした!

<まとめ>
・知欲には底がない!
・知識に溺れた薄っぺらい人間にはなってはダメだけど、学問をする価値はある!
・「学びつつ、素人感覚を大切に、よく考え、自分の言葉で表現していくこと」を大切に!

「あうとぶっく-outbook-」は創設したばかりのブログサイトです。皆さんにとって有益な情報サイトとなるように、頑張っていきます!
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